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2018-11

春と共に 日本の検疫の話 - 2015.02.20 Fri





 
 
まもなく春
 
 
 
 
春が楽しみな理由は
温かさや数年ぶりに見られる桜だけじゃなくて
待ちに待った事があるから
 
 
 
 
 
春の訪れと共にセブで飼い始めた愛犬、
シュシュが帰って来れるんです
 
 
 
 
 
未だ狂犬病がある国から犬猫を連れ帰る場合、日本の検疫は非常に厳しい
 
もちろん、狂犬病を万が一にも日本に入れないための必要な警戒なので仕方ないのですが
 
 
もしこれから狂犬病が未だ残る国から日本に犬猫を連れ帰る方がいた場合のため
少し詳しく書いてみますね 
 
 
 
 
かなり長くなるので興味がない方はスルーなさってください
 
 
 
 
 
 
 
では、
 
 
 
まず第一条件として
 
マイクロチップ装着してもらうこと
 
その後狂犬病注射を2回打つこと
 
 
 
ここで要注意は、
狂犬病注射をする前に
 
必ず最初に
「マイクロチップをいれてもらう」
こと
 
 
 
規定が少し分かりにくく、
また比較的最近に規定の変更などがあったため、私達はこの辺の段取りがうまく行かず…
シュシュと一緒に日本に帰って来ることが出来なくなってしまってました
 
 
 
話しは戻り
 
 
 
マイクロチップ装着後
 
第一回めの狂犬病注射を打ちます
必ずその日付の記録を持っておくこと
 
 
 
その後一年して第二回めの狂犬病注射を打ちます
 
 
 
但し、どうしても間に一年間開けるのが難しい場合、
調べたところによると最初の狂犬病注射から一ヶ月で次の狂犬病注射を打つことが出来ます
 
 
ただ、狂犬病注射は劇薬なので極力一年は開けたいところですが…
 
 
 
 
我が家の場合、
狂犬病注射をきちんと二回済ませた後になって帰国が決まり、
ではマイクロチップを
と思っていたらマイクロチップ装着前の狂犬病注射は無効と発覚しました…
予防接種の記録があっても無効です
 
そのため、
改めて狂犬病注射を打たないといけなくなったのですが、
最後の注射からまだ一ヶ月も経っておらず
しかも二回打たないといけないため
困ってしまいました
 
 
 
こういうことの無いように
狂犬病が未だ残る国の現地で犬猫を飼うことになった際は
帰国日が決まっていなくても何はともあれ
マイクロチップ装着
をするのがいいと思います
(日本で飼っていた子を連れて行く場合はマイクロチップや狂犬病など済ませて行くので、現地で予防接種をきちんと受けて記録を残しておきさえすれば帰国は比較的簡単なようです)
 
 
 
さて、
 
 
マイクロチップ装着 
 
二回の狂犬病注射
 
 
を済ませたら
 
 
 
血清を作り、
日本の検疫が指定した検査機関に送る必要があります
 
 
血清は、国にもよりますが、獣医さんでしてくれる場合もありますし
専門機関に依頼して作ってもらう場合もあります
 
 
セブでかかっていた獣医さんからは始め、血清は作れないと言われたので専門機関を探すことになりました
(ずいぶん経った後に同じ病院の別の獣医さんからは出来ると言われたのですが…そのいい加減さはやはりセブ)
 
 
獣医さんから
「血清は冷凍保存で発送しないと劣化するからダメだ」
と言われて、冷凍で発送をしてくれる会社を探しましたが…
セブには無い事が発覚
 
 
 
困って色々ネットで調べたり、
色々な方に聞いたりすると
「冷凍発送でなくても大丈夫」
という話も出て来ましたが、なにぶん確証がない
止むを得ず日本の政府指定検査機関に国際電話をして確認すると
 
 
血清の形になっていれば冷凍ではなくて大丈夫
 
 
とのこと
 
 
 
日本で言う、
ゆうパック
で発送して構わないのだそう
 
 
 
セブの各獣医師や病院では散々
「冷凍でないと劣化する」
と言われていたので
普通に発送して構わないと聞いて驚きました
嬉しい驚きでしたが
 
 
 
 
さて、発送準備です
 
 
 
血清化が完了して、発送する際は
 
三重包装
 
が必要です
詳しくは日本の動物検疫ホームページにも絵付きで明記されていますが
簡単に言うと
 
 
 
血清の容器に日付や名前を書き、
セロテープなどで蓋をグルグル密封します
 
次にそれをジップロックやプラスチック容器の中にコットンなどとともに入れて封をし、内容を書いて
 
そちらをまたコットンなどを詰めた箱に詰めます
 
中に保冷剤を入れます
(これは一応…着くのにやはり数日はかかるので数時間持つか持たないかの保冷剤は、あまり効果はないのですが、「ないよりいい」そうです)
 
箱に封をして、郵便局で内容は血清であることを表記して発送します
 
 
 
 
また、この血清を入れた箱の中には
現地の獣医さんに記入してもらった正式書類にその国の政府機関の許可印を押してもらったものを同封します
 
 
 
この政府機関…
セブではかなり分かりにくくてどこにあるかわからなかったため右往左往しました
獣医さんに聴いても「わからない」と言われたり…
 
ですが、本来はその国の動物検疫の機関はすんなり見つかるはずです
(この正式書類は日本の動物検疫ホームページからダウンロード出来るので、そちらをダウンロード、現地の獣医師に書き込んでもらい、現地政府機関の印をしてもらいます)
 
 
 
 
さてこれで
 
 
マイクロチップ装着
狂犬病注射第一回
狂犬病注射第二回
血液採取
血清化
正式書類、許可印
発送準備
 
 
 
が整いました
 
 
 
あとは、日本が指定する検査機関に発送して狂犬病の有無を調べてもらい、
狂犬病ではないという結果が出たら、
結果が書かれた書類を貰って保管します
(指定検査機関は日本の動物検疫ホームページに明記してあります。費用は1万3000円、先に振り込みます)
 
 
この指定検査機関は海外にもあるので、自分の国の最寄りを選べるのですが
セブの場合は日本の検査機関が最寄りでした
 
 
 
 
検査結果に問題がなく、無事その書類が手に入ったところで
やっと日本へ愛犬猫を
 
 
 
 
…というわけにはいきません
 
 
 
 
 
すべてが済み、
書類を手にしてから
 
 
半年
観察期間
 
 
 
が必要になります
 
 
 
現地国(うちの場合セブ)にて半年間過ごさないといけないということ
 
 
 
もし急遽帰国が決まるなど、
この丸々半年間を過ごせないで帰国してしまうと、
半年分の残りを成田の検疫所にて過ごすことになります
 
 
 
つまり、現地国に3ヶ月しか居られずに連れて帰国した場合、
残り3ヶ月を検疫所にて過ごすことになるということ
 
もちろん半年丸々なら、半年間検疫所
 
5ヶ月なら、1ヶ月検疫所
 
 
といった具合
 
その際、こちらが指定したペットホテルや自宅で半年間が過ぎるのを待つことは出来ず、必ず成田の検疫所に置かれることになります
 
 
 
 
マイクロチップ、予防接種、血清検査にペンディングタイム
 
これらを全てクリアして、
書類に不備なく全て揃えてあった場合、
成田に到着してから一時間もかからずに愛犬猫を連れて帰ることが出来るそうです
 
(但し、成田の検疫にあるマイクロチップ読み取り機に装着したマイクロチップが対応してない場合、そのマイクロチップが読み取れる機械を自前で購入ししないといけません…)
 
  
 
 
また、検疫や航空会社の規定変更が昨年あったようで、その規定によると
 
 
飛行機にペットを乗せる際には必ず責任者が一緒に乗らないと行けません
現地の友人家族に乗せてもらい、
成田で受け取る…
は出来なくなりました
必ず誰かしらが同じ飛行機に乗って連れて来ないといけないそうなので
要注意ですね
 
 
 
 
 
と、これが必要な過程です
これでもまだざっくりですが
 
 
 
そんなわけで、一緒に帰国出来ず、
信頼できる親しい友人にシュシュを預けて帰国せざるを得なかったのですが
春にはやっとペンディングタイムが明けます
 
 
もうすぐ逢える
 
 
 
 




一方でセブで飼っていた猫のコトラ

元々は里親さんをずっと探していたのですが、里親さんが見つからずすっかり我が家の一員化し、すでに家族だったコトラです
もちろん連れて帰る予定で段取りをしていました
(手順は犬と同じ)



といっても、人より家につくと言われる猫

完全に違う環境に、
しかも飛行機に乗せて連れて帰る
しかもしばらくは友人に預けて見ていてもらわないといけないし、慣れた頃にまた移動させる
そんな状況は大丈夫かな…
と心配していました


そんな矢先、
セブの家で家族のように過ごしていた我が家のベビーシッター兼ケアギバーが

「猫のコトラをあちこち移動させるのは可哀想だし、私にもすっかり懐いているからうちの子にしたらどうだろうか」

と言ってくれました

連れて帰る予定でいたので少し悩みましたが、確かに彼女にとても懐いていたし、彼女の家は皆猫好き


その方があの子にはいいのかもしれない
と、
コトラの里親さんになってもらいました


今でも週に一度はメールをやり取りして
コトラの写真を送ってもらったりしてます
淋しいけどね…でも
家族一同に可愛がられてすごく幸せそうな写真を見ると嬉しくなります





さて、
もうすぐ春


桜の咲く頃
シュシュも帰って来れる


待ちに待った春の訪れがもうすぐやってきます




色々調べ、色々確認し、検疫や検査機関にも聞きながら準備をしたので不備はないはず
ただかなりややこしい部分もあったので心配じゃないわけではないですが






なにはともあれ



春~よ来い
シュ~シュよ来い






あとはとにかく、
どうか不備がありませんように(祈)


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● COMMENT ●

いずれにせよ

飼い主である詩音さんの確認不足でしたね。少し厳しい意見を書かせていただきます。
まるで手続きが大変で仕方ないように書かれていますが、それぞれの国の規定というものがあるのはどこの国でも当たり前だと思います。少しアバウトな国のセブであること、「もし」「万が一」日本に帰国する可能性(一時帰国も含めて)、またその他の諸々も確認・考慮するべきでしたね。
ペットを飼う前にそういったことも踏まえて飼えるのか考えないと飼い主の認識不足により1番誰よりも負担がかかったり淋しい思いをしているのはペットちゃんなんですよ。
詩音さんが動物たちを可愛がられていらっしゃるのはブログも拝見していてもわかります。しかし、目先のことだけしか見えていらっしゃらないのかしらと感じることもありました。
なのであえてペットちゃんや自分たち家族のその先のことまで考えてほしいと思い意見させていただきました。
春からはご家族が増えてより一層にぎやかになりますね!
シュシュちゃんも一緒に楽しく過ごせますようにお祈りしています。

現地政府機関

はじめまして。今度帰国するに際して愛犬を連れて帰るんですが、セブのどこで現地政府機関の印を貰えばいいのか困ってます。
ご存知だったら教えてもらえないでしょうか?

Re: 現地政府機関

> はじめまして。今度帰国するに際して愛犬を連れて帰るんですが、セブのどこで現地政府機関の印を貰えばいいのか困ってます。
> ご存知だったら教えてもらえないでしょうか?

私の場合現地の方に手伝ってもらったので、私が行った訳ではないのですが場所としてはpier4の近くとか。
まずは掛かりつけの獣医さんに聞いてみるといいと思います。
小さな獣医ではわかならい場合、Cebu Vetの方で問い合わせると教えてくれるはずですよ。
ご参考になれば幸いです

動物病院について

はじめて拝見致しました。
私もセブで猫を飼っております。
いつか日本に帰る時の為の準備として生体チップを埋め込みたいのですが
どこの動物病院でされましたでしょうか?
子猫の時に連れて行った病院は、爪を切るのに出血させてしまうような
ヤブ医者で、、、
是非教えていただけませんでしょうか?
お願いいたします。

Re: 動物病院について

こんにちは。
セブにお住まいなんですね。
私達はいつもマンダウエにあるBTC内のCebu Vetに行ってました。そちらでマイクロチップ装着しましたよ。
日本人の方は比較的Cebu vetを使う人が多いようです。

また、今年から規定変更があり、出国承認の政府公認スタンプはセブでは受けられなくなりました。
マニラに行き、スタンプを貰って来ないといけないので帰国の際は気をつけて下さいね^ ^

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プロフィール

太田詩音

Author:太田詩音
太田詩音Officialブログ

タレント、ラジオDJ、レポーター、MC、役者、ヒロットマッサージセラピスト(国家資格保持)、英語教諭

10代に「プチセブン」などの雑誌モデルとしてデビュー。
その後MTVで番組VJ、バラエティやドラマ、映画、情報番組MC、ラジオDJ等として活動


特技:英語(TOEIC950点、英検1級)、チェロ、
ヒロットマッサージフィリピン国家資格保持

趣味:料理、カメラ、写真、写真編集など

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